<汚泥濃度計> MLSS/界面計 SS-10Z
測定概要
近赤外LED光源とLED輝度を一定に制御するための参照光受光素子、透過光受光素子、水圧センサーで構成されたMLSS検出器からの信号を演算増幅して、汚泥濃度と汚泥界面の深度を同時に表示させ更に、汚泥界面警報を行い汚泥層の分布状態を求める事ができます。
光学式の検出器なので、色の濃い高濃度のMLSSを測定する場合はうまく測定できない場合がありますので、一度ご相談ください。
特徴
- 新開発、参照光付MLSS検出器
LEDの輝度を常に監視する参照光センサー付でLEDの劣化や温度変化による光量変動=測定誤差を自動補正する高性能MLSS検出器。 - 外部光の影響を受けない近赤外光高感度MLSS検出器
- 検出器の衝撃吸収用緩衝ゴム付
- 一台でMLSSと水深(界面)同時測定
MLSSと水深(界面)が同時表示、設定した汚泥濃度の界面付近で、 - 表示部の“ALM”、“mg/l”が点滅し汚泥界面を知らせます。
- 用途別モード選択測定可能
30年の蓄積された技術、豊富なデータに基づき用途別にリニアライズされた測定モードを選択して測定可能、更に現場でのゼロ、スパン4点校正も可能。
例:- 乳業、食品汚泥モード
- 食品汚泥モード
- 合併浄化槽モード
- 下水処理汚泥モード
- し尿処理汚泥モード
- 沈殿濃縮汚泥モード
- 0~20000mg/l 測定:最大30000mg/l 迄表示
- IP67準拠の防水性
仕様
品名 | MLSS/界面計 |
型式 | SS-10Z |
測定方式 | MLSS:近赤外パレス透過光式 水深:半導体圧力センサー |
測定範囲 | MLSS:0~20000mg/L 水深:0~5.00m(デジタル表示) (ケーブル延長で10.00m迄測定可能) |
MLSS測定モード | リニアライザー内蔵で用途別モード選択測定可能 例)乳業、食品汚泥モード/食品汚泥モード 合併浄化槽モード/下水処理汚泥モード し尿処理汚泥モード/沈殿濃縮汚泥モード |
最小目盛り | MLSS:10mg/L(0~10000mg/L 間) 100mg/L(10000~30000mg/L) 水深:0.01m |
計器再現性 | 一定条件で±3%以内 |
MLSS校正 | 下記の①~③任意選択 ①:1点校正(ゼロ校正のみ) ②:2点校正(ゼロ・スパン校正〈濃度既知汚泥で〉) ③:3点~4点校正(濃度既知汚泥及び希釈汚泥で) |
界面測定 | 15000mg/L以上で“ALM”、“mg/L”/点滅警報点変更可能。 点滅時の表示水深が汚泥界面。 |
電源 | アルカリ単4乾電池(LR03×3ヶ) オートパワーオフ機能付(電源ON後30分) |
外形寸法 | 計器本体:70(W)×40(H)×172.5(D)mm 検出器 :Ф40×263 |
検出器型式 | SSD-10Z 〈圧力センサー付〉 |
ケーブル長 | 6m標準(最大11m迄延長可) |
重量 | 計器本体:約300g、検出器:550g(ケーブル別) |
標準構成 | 検出器(ケーブル6m付)、単4アルカリ乾電池(LR3×3) 検出器衝撃吸収用緩衝ゴム 上下1ヶ、洗浄ブラシ |