表面散乱光測定式 濁度計 TRD-51Uシステム

概要
本濁度計は、表面散乱光測定方式を採用し、検出器ユニット、及び指示変換器より構成されます。脱泡槽を経由して、濁度検出部に導入された試料水は測定槽上部より、さざ波が少ない、安定した水面を形成しながら、ドレン側に排出されます。一方において、測定槽の斜め上部に配置された投光部よりの光束は測定槽の水面に照射され、濁度濃度に比例した散乱光が発生します。この散乱光が上部検出器に導かれて光量が検出され、変換器を介して濃度表示されます。又、測定槽の水面において、散乱せずに透過する光束は測定槽壁面にて迷光にならないように屈折して測定層の斜め方向に直進します。本器は、この他に検出器の性能向上の為に数多くの先進の技術を採用しています。

特徴

  1. 優れた表面散乱光測定方式濁度計
  2. LED輝度自動フィードバック制御方式光学系
  3. 換気装置付測定システム
  4. 脱着可能な検出器/測定光学ユニット
  5. 着色の影響を受けない表面散乱光測定方式
  6. 第2標準のスパン校正散乱板とゼロ校正キャップ付き
  7. 絶縁型伝送出力(4~20mA)標準

仕様(指示変換器)

品名濁度指示変換器
型式TR-502Z-50
表示デジタル LED4桁
測定範囲カオリン濁度:0~1000mg/L標準
ホルマジン濁度:0~1000FTU(オプション)
その他のレンジ:ご相談ください
伝送出力4~20mA DC(4レンジ手動選択式)
A:0~200/100/50/20 標準
B:0~1000/500/200/100 オプション
C:特殊(ご相談ください)
分解能A:0.1(F.S 200の場合)
B:1(FS 1000の場合)
C:特殊(ご相談ください)
再現性±2%以内(F.S)
重量約1.3kg
電源AC 85~240V 50/60Hz

仕様(検出器)

品名表面散乱光測定方式濁度検出器
型式TRD-51U
直線性0~1000(mg/LまたはFTU)
試料条件温度:0~40℃
流量:0.5~5L
圧力:0.1MPa以下
電源AC 100V ±10V 50/60Hz
主材質検出器:PVC、真鍮、SPCC、黒ゴムチューブ
外形寸法/td>外形寸法図参照
重量約34kg
配管口試料水入口:13A PVCソケットまたはφ18チューブ
試料水排出口:20A PVCソケットまたはφ38チューブ
標準構成検出器ユニット TRD-51U、脱泡槽、配管ユニット、スパン校正板
ゼロ校正キャップ、指示変換器
標準外付属スパン校正用標準液(第1標準)、採水ポンプ

カタログ

TRD-51U english catalogue

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