MLSS計<汚泥濃度計> MC-502

測定概要
近赤外LED光源とLED輝度を一定に制御するための参照光受光素子、透過光受光素子、水圧センサーで構成されたMLSS検出器からの信号を演算増幅して、汚泥濃度と汚泥界面の深度を同時に表示させ更に、汚泥界面警報を行い汚泥層の分布状態を求める事ができます。
光学式の検出器なので、色の濃い高濃度のMLSSを測定する場合はうまく測定できない場合がありますので、一度ご相談ください。
特徴(計器)
- アイソレーター付 伝送出力
- 近赤外パルス変調光式検出器 外乱光の影響が少ない
- 伝送出力2レンジ切替式
特徴(検出器)
- 近赤外透過光式検出器で外部光や着色の影響が少ない
- 校正フィルター標準付属、簡単なスパン校正
- 対薬品性、多久性に優れたMLSS検出器
- ニーズに対応した検出器群”投込式、浸漬型、フランジ型”
適用用途
下水処理場、し尿処理場、農業集落排水の汚泥濃度測定、土木工事現場の濁水の濁度測定、各種工場、プロセスの濁度/スラッジ濃度測定
仕様(計器)
計器 | MC-502(デジタル式) |
表示 | LCD 3・1/2桁 |
測定範囲 | 0~19990mg/L |
精度 | ±2%以内 |
伝送出力 | DC4~20mA(絶縁型) 4レンジ切換式 0~19990/10000/5000/2500mg/L |
電源 | AC100V/200V±10% 50/60Hz |
消費電力 | 約10VA |
外形寸法 | 96(W)×96(H)×163(D)mm |
重量 | 約1.3kg |
標準構成 | パネル取付具、ドライバー、取扱説明書 |
仕様(検出器)
測定方式 | 近赤外透過光測定方式 |
接液部材質 | FEP、SUS-304、PA標準 |
検出部型式 | (1)投込型:SSD-110N-6 (2)浸漬型:SSD-110HN-6(標準) (3)流通型:SSD-110FN-6 (4)フランジ型:SSD-110HFN-6 (5)特殊タイプ |
ホルダー長 | 1.5m標準(SSD-110HN-6) |
ケーブル長 | 6m標準 |
校正フィルター | 標準付属 |