ニッケル濃度モニター Ni-502

測定概要
本器はPC,電子部品業界等におけるニッケルメッキ工程のニッケル濃度の測定と濃度管理に威力を発揮する、吸光光度法、液体濃度モニターです。
濃度センサーは耐高温性の流通型センサーと、常温測定でプローブ型センサーの2種類から選択できます.
特長
- ニッケル濃度をpHや硫酸、還元剤等の影響を受けずにリアルタイムで測定可能
- 伝送出力は4段階に選択可能(DC4~20mA)
- 優れた耐薬品性センサー
- 優れた耐温度性、流通型センサー
- 保守に便利なホールド機能
仕様
表示器仕様
測 定 対 象 | ニッケルメッキ液中のニッケル濃度 |
表 示 方 式 | LED 3・1/2桁 |
測 定 範 囲 | ①高濃度 : 0.0~199.9g/L ②低濃度 : 0.00~19.99g/L |
表 示 分 解 能 | 高濃度 0.1g/L 低濃度 0.01g/L |
精 度 | ±2%以内(FS) |
周 囲 条 件 | 0~40℃ 85%RH以下 |
伝 送 出 力 | 4~20mA DC(絶縁型) 4レンジ切換式 高濃度:0~20/50/100/200g/L 低濃度:0~2/5/10/20g/L |
接 点 出 力 | 上限、下限 各a,b接点(無電圧) 接点容量:AC200V 1A(抵抗負荷)以下 |
ホールド出力 | 外部からの無電圧接点信号の入力により、伝送出力と 接点出力をホールド |
温 度 補 償 | 自動温度制御付 |
電 源 電 圧 | AC85~240V 50/60Hz |
消 費 電 力 | 約20VA |
ニッケル濃度計検出器仕様
品名 | ニッケル濃度検出器 |
測定原理 | 吸光光度法 |
型式 | プローブ型検出器 :高濃度用 NiD-3P-45(FS:0~199.9g/L) プローブ型検出器 :低濃度用 NiD-10P-45(FS:0~19.99g/L) 流通型ホルダー :LQ-FL-45(LQ型検出器用) 浸漬型検出器 :高濃度用 NiD-3PH-45(FS:0~199.9g/L) 浸漬型検出器 :低濃度用 NiD-10PH-45(FS:0~19.99g/L) 流通型検出器(一体型):高濃度用 NiD-3F(FS:0~199.9g/L) 流通型検出器(一体型):低濃度用 NiD-10F(FS:0~19.99g/L) |
ケーブル長 | 6m(標準) |
接液部材質 | PPS、PVC、サファイア(または石英ガラス) |
接続 | 流通型測定の場合:φ4×φ6 PPチューブ PPチューブは3m標準付属 |
取り付け | 流通型検出器:取付金具でポール、または壁取り付け 浸漬型検出器:測定槽に浸漬取付 |
測定水条件 | 0~40℃以下 (40℃以上の高温の場合はサンプリングチューブを水冷却槽を経由して 冷却しながら試料水を流通測定ホルダーに導入⇒排出推奨) |
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プローブ型ニッケル濃度検出器 高濃度用 NiD-3P-45 低濃度用 NiD-10P-45 流通型ホルダー LQ-FL-45 (LQ型検出器用) | 流通型ニッケル濃度検出器(一体型) 高濃度用 NiD-3F 低濃度用 NiD-10F | 浸漬型ニッケル濃度検出器 高濃度用 NiD-3PH-45 低濃度用 NiD-10PH-45 |